こんにちは、ばんばん@さいあむです。
しばらくの間、シラチャー駅の横に放置されていた、元JR北海道の14系客車「はまなす編成」がいよいよ復活しそうです。
6月15日のタイのニュースサイトには、「Royal Blossomがテスト走行し、セター首相もフアヒン駅で視察に訪れた」と投稿されました。
Prime Minister Srettha Thavisin recently visited the newly renovated Hua Hin Railway Station in Prachuap Khiri Khan…
実はそんななテスト運行があるとは全く知らずに、その前日にフアランポーン駅に停まっていたRoyal Blossomを撮影していましたので、それらの写真も合わせて紹介しますね。
はまなす編成とは?
北海道新幹線が開業する前まで、札幌〜青森間に夜行急行「はまなす」が運行されていました。基本的には、寝台車2両と座席車5両の7両編成での運転です。
2016年3月に惜しまれながら廃止となりましたが、座席車10両が無償でタイ国鉄に譲渡されて海を渡ってきました。ただ、その後しばらくは東部線シラチャー駅に留め置かれ続けることに。
みんなすっかり忘れていた2024年3月に、Royal Blossomが報道陣に公開され、バンコク〜ランパーンを往復したそうです。今回は、最初の5両が完成し、引き続き残りの5両の改装を進めているということで完成が楽しみです。
このニュースはタイ国政府観光庁のニュースになっていましたので、以下サイトを参照ください。
フアランポーン駅でRoyal Blossomに出会った
翌日にテスト運行が予定されているとは全く知らずに、旧市街に行く用事のついでにフアランポーン駅で公開されていたRoyal Blossomに会ってきました。
全ての優等列車がクルンテープ・アピワット発着となり、普通列車が時折運行されるだけの寂しい駅になってしまいましたが、実は大切な列車を展示する博物館になってもいたんです。
このあたりは蒸気機関車が並んでます。
はまなす編成ことRoyal Blossomは一番端の3番線に停まっていました。ワクワクです。
エンブレム美しいです。Royal Blossomを直訳すると王室の花。
放置されていた時はだいぶ錆が目立っていたようですが、今はもうピカピカです。
ヘッドマークの位置に花のエンブレム。その上にはタイ国鉄SRTのマークです。
あれ?すぐ横に見慣れた車両が・・・?
はい、元同僚のキハ183がすぐ横に寄り添っていました。観光列車の出発はここフアランポーン駅なので、もう少ししたらこんな光景が毎週見られるようになるかもしれませんね。
Royal Blossomはいつから走る?どこを走るの?
さて、そんなRoyal Blossom号ですが、いつから、どんな路線を走って、予約方法は?といった詳細情報は発表されていません。
戦場へ架ける橋で知られるカンチャナブリ方面への観光列車になるらしいという情報もSNSでは見受けられるので、仮にこれが実現すれば、他の観光列車同様に誰でも利用できそうですね。
ただ、現在毎週カンチャナブリに運転されているような激安観光列車(エアコン:往復240バーツ、ファン:往復120バーツ)ではなく、これまた元JR北海道のキハ183で運行されているような高級観光ツアー列車(1500バーツ〜)になると思われます。
8月頃からという話もあるので、しばらくはSNSの情報に注目です。こういった新観光列車が運行される際は、運行の1週間前に突然発表されて販売開始になることも多いので。
いずれにせよ楽しみにしていましょう!
まとめ
今回は、もうまもなく運行が始まるRoyal Blossomを紹介しましたがいかがだったでしょうか。おそらく、ちょっと高めのツアー列車として運行されることになるとは思いますが、たまにはちょっと優雅な鉄道旅行もいいかもしれませんね。
ちなみに、僕はキハ183運行開始当初にいくつか設定された安めのツアー(1日600バーツぐらい)にしか参加したことがありません。Royal Blossomが運行開始したら奮発してみよっと。